2022年4月23、24日で熊本にて開催されている水サミット
今上天皇は水の研究を長年されていることは有名ですが
この度のアジア太平洋水サミットにおいて
天皇陛下が水に関して記念講演をされました。
以下のような内容でした。
(写真なども天皇陛下が撮影されたものが使われていました)
水は
人と自然との関係や、人々の自然観、世界観にも大きな影響を及ぼしてきた。
日々の水への感謝や恐れが、やがて、水を心の清めや、祈りの対象へと変化し、
水を通した山岳信仰や弁財天(サラスヴァティー)信仰、そして龍神信仰が生まれていった。
こういった水から生まれた信仰は、日本のみではなく、世界中でみられます。
水への感謝や恐れが、蛇や龍のカタチとなり、
地域や地域を超えたところ、そして、時間や、距離を超えた連帯の土台となっている。
水は
人々の生活を支えながら、
人々の心に安らぎを与え、
地域と地域を超えた連帯と共感をもたらしている。
全ての人々が豊かな水の恩恵を受けて
安心して日々の暮らしを営むことが可能となり
それがやがてアジア太平洋地域 さらには
全世界の平和と繁栄につながっていくことを
心から願います
天皇陛下ご自身が水の講演をされるのはとても貴重で、その内容も、とても心に響きました。
以前、天皇陛下拝謁の折に、お水の話をさせていただきましたら、
興味深そうに関心を持ってくださったのを思い出します。
これからも、水の声を聞きながら、
「水は聞いている」という意識で活動していきたいと思います。
天皇陛下記念講演の動画はこちらから